JCB CARD Wは年会費無料、ポイント還元率1%以上、セキュリティも安心というまさに最強のクレジットカードとなっているのですが、今日はあえてデメリット(弱点)について紹介していきたいと思います。
目次
JCB CARD Wのデメリット(弱点)
カードマニアの私が考えるJCB CARD Wのデメリットは以下です。
- 40歳以上の方は申し込みができない
- Webからの申し込み限定(口座情報などの用意が必須)
- ブランドがJCBしか選べない
- ポイント還元率がわかりづらい
もちろん、ほかにもnanacoチャージが対象外という点や、JCB STAR MEMBERSの対象外、海外旅行保険が利用付帯という点もデメリットと感じる人もいるかと思いますが、正直言って私は抑々メリットと感じてないので、今日は私が感じるデメリットのみ紹介していきたいと思います。
40歳以上の方は申し込みができない
JCB CARD Wは39歳以下限定のクレジットカードとなっているので、40歳以上の方は申し込みができません。
申し込み時の年齢
39歳⇒OK
40歳⇒NG
※39歳の方は申し込み時に39歳であれば40歳以降も利用可能です。
これは40歳以上の方にはデメリットになるかと思います。というより申し込みができないからメリットデメリット以前の問題かなと思います。笑
ただ、40歳以上の方にはJCB一般カードなど他のカードを持ってもらうことができるので、JCBの特典や優待に魅力を感じている方は、別のカードを持つことをおすすめします。
Webからの申し込み限定(口座情報などの用意が必須)
JCB CARD WはWebからの申し込み限定のクレジットカードです。店頭での申し込みができないのは一部の方にはデメリットになるでしょう。
また、他のクレジットカードと違い、申し込みの際に口座情報の用意が必須となっているところは個人的にデメリットと感じました。
今申し込みをしたい!と思っても口座情報がないからまた家に帰ってからやるか。というようにちょっとモチベーションが下がってしまいますよね。口座だけはあとから設定できるようになるともっともっと申込ハードルが下がるかなと思います。
ただ、逆に言うと、いつでもどこでも申し込みが可能なのはメリットにもなりますよね。
また、口座情報などをちゃんと準備してから申し込みをすればネットから簡単にスムーズに申し込みができるので、申し込みを希望している方は口座情報を持ったうえで申込みに進みましょう!
JCB CARD Wの申し込みの際に必要なものは、JCB CARD Wの申し込み方法の解説記事にて紹介していますので、ぜひご覧ください。
ブランドがJCBしか選べない
JCBカードなので当たり前ですが、JCBブランドしか選べません。
VISAやMastercardのブランドが欲しい方にはかなりデメリットになるでしょう。
ただ、JCBは以前と比べても世界でも使える場所が多くなってきていますので、安心してください。
アメックスとの提携により、オーストラリアや、ニュージーランド、カナダでは、多くの場所でJCBカードが利用できますし、ディスカバーとの提携していることでアメリカでのディスカバー加盟店での利用ができたり、中国のユニオンペイ(銀聯)との提携もしているため、中国でも利用できるお店が多いんですよ。
また加盟店数も、約3,000万点となっているので、本当に多くの場所で使えるようになってきていますので、特に不自由することも少なそうです。
ポイント還元率がわかりづらい
個人的に、JCBカードで貯まるポイントの仕組みがわかりづらいというのが一番もったいないと思っている部分です。
私が分かりづらく感じてしまった理由は
「ポイントが1,000円に対して1ポイントたまる」
「1ポイント1円と限られていない」
という2つでした。
これまでメインで使ってきた楽天カードは、100円の利用に対して1円の価値がある楽天スーパーポイントが1ポイントたまるという内容には戸惑うことは一切なかったのですが、JCBカードの場合は、1,000円利用で1ポイントとなっていたので、全然ポイントもらえないじゃん!と感じましたし、実際100円で1ポイントもらえるポイントに比べ端数には対応できない分、弱いかなと思いました。
999円の支払い⇒9ポイント
999円の支払い⇒0ポイント
端数に対応できない点においては、JCBカードはちょっと弱いかなと思ってしまいます。楽天カードの方がわかりやすく優秀ですね。
ただし、JCB CARD Wの場合、JCB一般カードなど他のJCBカードに比べてポイントが倍貯まる(1,000円につき2ポイントたまる)のはもちろん、入会後3か月はポイント10倍や、特約店であるセブンイレブンやAmazonなどでは、楽天カード等よりも何倍ものポイントが貯められるので、使う場所によっては圧倒的に強くなるんですよね。
ここが理解できた瞬間に楽天カードよりいいカードだなと感じました。まあ実際には理解するも何もJCB CARD Wを特約店で利用するだけなんですけどね。
特約店
- セブンイレブン(3倍)
- 出光昭和シェル(2倍)
- Amazon(3倍)
- スターバックスカードチャージ(10倍)
- ビックカメラ(2倍)
OkiDokiランドというJCB CARD W会員限定のサイトを経由すれば楽天市場やYahoo!ショッピングなどでの買い物をした分の数%程度のポイント還元を受けることができるのもおいしいです。もちろん楽天市場などでの還元とは別にもらえますから二重取りになるわけなんです。
また交換方法によって交換レートが違うという点はデメリットに見えてしまいます。楽天カードのように楽天スーパーポイントとしての使い方として幅を利かせるようなシンプルな形でない分、わかりづらいですよね。
ただ、逆に言うとJCB CARD Wで貯めたポイントは、使い方が多くの選択肢から選ぶことができて、幅広い方にポイントを貯めることをおすすめできるという側面もありますよ。
交換できるポイントにはこんなものがあります。
OkiDokiポイントの交換先
- マイル(ANA、JAL、デルタ)
- 共通ポイント(d・Ponta・Tなど)
- 各種ギフトカード
- 現金キャッシュバック(利用額から減額)
- 商品と交換する
- ディズニーチケット
マイルをためている方はマイルに交換することもできますし、dポイントやTポイントなどのどこでも使える共通ポイントに交換することもできるので、使い勝手も良いです。
さらにギフトカードやクレカの利用額への充当、JCBが用意する商品への交換と選べるので、好きな時に好きなように交換することができるのは魅力的です。
これこそ、真のためて損しないポイントですね。
分かりづらさという点は、こんな解釈をすれば理解しやすいかなと思います。
- JCBカードの中でもJCB CARD Wはポイント還元が2倍
- 1,000円利用に対して2ポイントたまる
- 特約店や入会後すぐはポイントが何倍もたまる
- OkiDokiポイントは1ポイント1円ではない
- 交換先によって1ポイントの価値が変わる
- 交換先が多く好きな時に好きなようにポイント利用ができる
これを見ていただいた後に、これまでポイントがややこしいという感覚があった方が、魅力的なポイントがたまるというような感覚を感じてもらえたらうれしいです。
現に私もJCB CARD Wは、ポイント還元率が高いといわれている理由を感じるまでに時間がかかりましたから。
JCB CARD Wはメインカードとして最適
デメリットを並べてきたものの、正直言って39歳以下の私には最高のクレジットカードです。
私は、ポイント還元率が高いだけではなく、JCBという圧倒的に安心感のある国産ブランドをメインカードとして利用することができることに魅力を感じて使っていますので、ぜひ皆さんも検討してみてはいかがでしょうか。