スマートフォンのアプリを介して決済する方法としてPayPayやメルペイなどのスマホ決済がかなり普及してきていますが、今回はキャッシュレスの中でもスマホもカードも使うことなく決済できる「キーホルダー決済」(※勝手に命名)をご紹介していきます!
目次
ANA QUICPay+nanacoとは?
この記事で紹介していくキーホルダー決済は「ANA QUICPay+nanaco」という新しい電子マネーを使った決済方法です。
ANA QUICPay+nanacoは、ANA JCBカード会員だけが利用することができる電子マネーに加えてANA SKiPサービスが付帯したキーホルダーです。
付帯機能
- QUICPay
- nanaco
- ANA SKiPサービス
QUICPayとnanacoという2種類の異なる電子マネーが付帯しているだけではなく、ANAの搭乗の際に簡単に搭乗できるANA SKiPサービスも付帯しているので、買い物だけではなく、飛行機に乗る際にもキャッシュレス・スマホレスが実現できます。
ショッピングだけで言うと、QUICPayとnanacoは利用できる店舗がかなり多いので、多くの場所でスマホレスの決済が実現できるんです。
キーホルダーのデザインはこんな感じ。
全体は青色、形は三角形のような形になっていて中にはANAの文字が載っています。ANAが好きな人にとっては一種のステータスになりそうです。
ANA QUICPay+nanacoが持てる人
ANA QUICPay+nanacoが持てる人は、「ANA JCBカード」の所有者のみとなっています。
ANA JCBカードの券種
- ANA JCBカードプレミアム
- ANA JCBワイドゴールドカード
- ANA JCBワイドカード
- ANA JCB一般カード
- ANA JCBカード(学生用)
- ANA To Me CARD PASMO JCB<ソラチカカード>
- ANA JCBカード ZERO
ソラチカカードもANA JCBカードなのでソラチカカードを持っている方も持つことができるわけなんですね。
ただ、ANA JCB法人カードは対象外となっています。
発行方法と発行手数料
ANA QUICPay+nanacoの発行は「My JCB」から簡単に申込ができます。
発行手順
- My JCBへログイン
- 右上の「三」をタップ
- 各種お申し込み・購入をタップ
- QUICPay(クイックペイ)TMをタップ
- ANA QUICPay+nanacoを選択
- 申し込みをタップ
- 完了
My JCBへのログインすると申し込みのページから選択することができます。
私が実際に申し込みをした流れをキャプチャで紹介しますね。
まずはログインをして各種お申し込みへ
次にQUICPayからANA QUICPay+nanacoを選択
最後に申し込みの内容を確認してOKしたら完了
これで2~3週間後に手元に届きます。
ちなみに、ANA QUICPay+nanacoは年会費は無料です。費用は一切かかりませんので安心してくださいね。ただ、発行には発行手数料として300円(税別)がかかります。
発行はANA JCBカードの新規入会申し込みの際にも同時申し込みが可能ですので、まだANA JCBカードを持ってない方は新規入会申し込みの際にANA QUICPay+nanacoの申し込みも同時にすると楽ですよ!
ANA QUICPay+nanacoの利用方法
ANA QUICPay+nanacoの利用方法は簡単です。付帯する3つのサービス共に、機械にタッチするだけで利用ができますよ。
QUICPayとnanacoはショッピングで利用しますが、どちらもANA QUICPay+nanaco(キーホルダー)を店員さんが指定する機械にタッチするだけで決済ができます。
QUICPay決済の利用方法
nanaco決済の利用方法
ちなみにQUICPayはあと払い方式(チャージ不要)なのですが、nanacoは前払い方式(チャージ式)となるので、nanaco利用の際には必ず先にチャージすることが必要ですので、注意しましょう。
ANA SKiPサービスは、ANA便への搭乗の際にチェックインカウンターをスキップして、直接保安検査場に進むことができるサービスです。ANA QUICPay+nanacoを持っていればANA QUICPay+nanacoをタッチするだけで利用ができます。
チェックインカウンターは混みあうことが多いので、このスキップサービスが利用できれば無駄に並ぶ時間が必要なくなるので飛行機に乗る際にはメリットとなりますよ。
ANA QUICPay+nanacoの還元
ANA QUICPay+nanacoは、電子マネーが2種類搭載されているので、もちろんポイント還元があります。
ただ、支払い方法によって還元されるものが異なりますので、注意が必要です。
nanaco:nanacoポイント
QUICPay利用の際には、通常のカード支払い(ANA JCBカードの利用)で貯められるOkiDokiポイントが還元されます。QUICPayを月間で利用した金額に対して、1,000円につき1ポイントの還元となります。OkiDokiポイントは1ポイント1円ではないので、還元率はポイントを何に交換するかにもよって代わりますが、JCBギフトカードに交換すると1ポイント約5円相当の価値で交換できるので、この場合は0.5%となります。
還元されたOkiDokiポイントはANAマイルに交換することもできるので、貯めて損がないポイントといえますよ。
nanaco利用の際には、nanacoポイントがたまります。200円利用ごとに1ポイントの還元となります。nanacoポイントは1ポイント1円相当の価値となるので、こちらも0.5%還元です。
還元されたnanacoポイントはnanacoへのチャージとしても利用ができますし、500ポイント=250マイルの交換率で交換可能ですので、こちらも貯めて損がないポイントです。
セブンイレブン限定の還元
ANA QUICPay+nanacoでは、セブンイレブンでの利用に限って「QUICPay nanaco」という特殊な利用となります。
QUICPay nanacoでは、QUICPayとnanacoの両方の還元を受けることができるので、還元率が1%にアップします!
セブンイレブンでの利用でもらえるポイント
- OkiDokiポイント:1,000円利用につき1ポイント
- nanaco:200円につき1ポイント
ANA QUICPay+nanacoはセブンイレブンでの利用に限っては1%還元という最強に高還元の支払い方法に生まれ変わるので、セブンイレブンを中心に利用するのがおすすめです。
キーホルダーを落としてしまったら?
ANA QUICPay+nanacoはキーホルダー型となっているので、小さく落としてしまう危険性も0ではありません。便利なのですが、この点が唯一引っかかる点になってしまうかもしれませんね。
ただ、安心してください。ANA QUICPay+nanacoでは補償サービスが充実しているので、万が一のことがあっても安心ですよ。
紛失や盗難の届け日から60日前までさかのぼり不正利用の損害額を補償nanacoの場合
停止時点での残高を再発行後のカードに引継ぎ
QUICPayの場合、補償がJCBのクレジットカードと同じ補償になるので、クレジットカードを持ち歩く際と同じような安心感がありますよね。
おすすめのANA JCBカード
ANA QUICPay+nanacoを持つにはANA JCBカードが必要です。当サイトではANA JCBカードの中で「ソラチカカード」をおすすめしています。ソラチカカードは「ANA To Me CARD PASMO JCB」です。
ソラチカカードは、東京メトロに乗るだけでポイントがもらえるところ、東京メトロポイント以外にJCBのOkiDokiポイントとANAマイルが貯められるカードであること、年会費が安いこと、PASMOの定期券が一体型にできること、優待店舗が多いことが大きな特徴です。
ソラチカカードはマイルをためている方にはかなりリスクが少なく良いカードなので、ぜひ検討してみてくださいね。

新しい決済方式「キーホルダー決済」を使ってみよう!
新しいキャッシュレス決済「ANA QUICPay+nanaco」を紹介してみました。キーホルダーを見につけておくだけで電子マネーの支払いができたり、飛行機へのかんたん搭乗ができたりするのは、アツいです。
ANA JCBカードを持っている方で気になった方は是非発行してみてください!
まだ持ってない方は先ほど紹介したANA JCBカードとANA QUICPay+nanacoの申し込みを検討してみてはいかがでしょうか。