PayPayと冠のついた名称が5月に商標登録されました。
冠のついたのは以下を含めた11のワードです。
- PayPay銀行
- PayPayカード
- PayPayトレード証券
- PayPayインシュアランス(保険)
- PayPay FX(外国為替取引)
商標登録をしたということは、11のサービスを始めるということだと言っているようなもの。銀行を始め、クレジットカードや証券、保険、FXがPayPayグループとして生まれることがわかりますね。
PayPayのクレジットカードが発行されるとなると、どんなスペックになるか想像が掻き立てられます。クレジットカードが大好きな私は、発表前の段階ではありますが、勝手に予想してみたいと思います。
目次
PayPayカードの予想スペック
PayPayカードの予想スペックはヤフーカードに習った形になるのではと、私は予想しています。
こんな感じでしょうか。
券種名 | PayPayカード |
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | VISA,Mastercard,JCB |
ポイント還元 | 100円につき1円相当の1ポイント付与(1%還元) |
電子マネー | QUICPay |
追加カード | ETCカード、家族カード |
締め日・支払日 | 月末締め、翌月27日支払い |
海外旅行保険 | 利用付帯で最大2,000万円 |
国内旅行保険 | 付帯なし |
ショッピング保険 | ネットショッピングでの不正利用に対する補償あり |
会員特典 | PayPayユーザーへの特典、ソフトバンクグループのユーザーへの特典 |
入会キャンペーン | 新規入会&利用で最大5,000円分のPayPayボーナスプレゼント! |
おそらく私の予想では、LINE Payのリアルカードや、Kyashのリアルカードのように、PayPayのリアルカードとしてのイメージが強くなるかなと思っています。
ただ、こうなればいいなといったスペックを想像しながら、それぞれのスペックについて考察していきたいと思います。
カードデザイン
まずはPayPayカードのカードデザイン。
PayPayは赤を基調としたデザインがイメージとしてはありますので、赤っぽいデザインをはじめ、黒や白といった人気のあるデザインも出てくれるのではないかとおもっています。
勝手にイメージしちゃいました笑
また、PayPayでは当初、アプリ起動時に日本っぽいデザインが表示されていたため、日本を感じさせるようなデザインカードの発行もあるかもしれませんね。
年会費
PayPayカードの年会費は無料になると予想します。
年会費がかかると敷居が下がりますし、ヤフーカードにはゴールドカードもないため、年会費無料の誰もがお得なクレジットカードが誕生するでしょう。
年会費無料クレジットカードの最王手といえる楽天カードにも対抗してくるイメージもありますね。
国際ブランド
PayPayカードに付帯する国際ブランドは、VISAとMastercardからになるのではと予想しています。
JCBももしかしたら選べるかもしれませんが、VISAとMastercardは比較的多くのクレジットカードで選べる国際ブランドになるので、基本的に選べないことはないかなと考えています。
新しいカードが出るときにAMEXやDiscoverなどの国際ブランドが付帯していることは少ないので、まずないかなと思ってます。ただし、銀聯は付帯する可能性があります。PayPayは中国のスマホ決済サービスの支付宝(Alipay)と連携しているので、中国や日本の支付宝(Alipay)の端末でも使えます。そのためPayPayカードが出るとしたら中国での利用がしやすくなるように銀聯を選べるようにする可能性もあるのです。

還元率
PayPayカードの還元率に関しては、1%以上になることは間違いないものの、PayPay利用で3%還元となっているので、PayPayへのオートチャージを含めたチャージは還元率が高くなることもあるかもしれません。
さらに楽天のSPUと呼ばれるポイントアッププログラムのように、PayPayやヤフー、ソフトバンクの関連サービスを利用するとポイント還元率が上がるような仕組みもできるかもしれません。

もらえるポイント
PayPayカードの利用でもらえるポイントはPayPayボーナスになることが予想できます。
PayPayボーナスは2019年8月からYahoo!のサービス(もちろんヤフーカードも)でのキャンペーンの特典としてもらえるようになるので、ほぼ間違いないかと思います。
仮にPayPayカードが発行されたとしてもTポイントなどになることはないでしょう。
電子マネー
PayPayカードに付帯する電子マネーは、ApplePayなどで使えるQUICPayの付帯は想像できますが、nanacoやEdyのような電子マネーの付帯はないかなと思ってます。
あるとしたらPayPayが電子マネー化していくことでカードをタッチすれば支払いができるような形になるぐらいでしょうか。
追加カード
PayPayカードの追加カードは、基本的にETCカードと家族カードは発行できるようになることが予想できますね。ETCカードは楽天カードやヤフーカードのように年会費がかかる可能性もあるでしょう。PayPayの本職はショッピングですからね。
また、家族カードについては、無料発行となるでしょう。基本的に家族カードは発行してもらえば使って貰える確率が上がりますし、家族みんなでPayPayを使ってもらうことだって可能になるからです。家族全員で持つことによってPayPayがより身近になることを楽しみにしています。
国内・海外の旅行保険
PayPayカードに付帯する国内や海外の旅行保険については、年会費無料カードであるあるの方式になることが予想できます。
基本的に多いのは、国内旅行保険は付帯なし。海外旅行保険は利用付帯で最大2,000万円といったところでしょうか。楽天カードなどでも同じような付帯となっています。
ただ先程も少し紹介しましたが、PayPayは中国の支付宝(Alipay)と連携しているので、支付宝(Alipay)との関係を強化するために中国への訪問者を増やす目的があれば、旅行保険ももう少し手厚くする可能性はあるでしょう。
ちなみに年会費無料の予想をしているので空港ラウンジサービスなどの利用はついてこないとも予想しています。
ショッピング保険
PayPayカードに付帯するショッピング保険いついては、PayPayの本職がショッピング決済ということもあるので、100万円ほどは付帯してくるでしょう。
PayPayは100億円キャンペーン第一弾の際に起きたクレジットカードの不正利用に対しても保証をしてきましたので、ショッピングに対しては保証されると予想します。むしろつけないなんてことはないかなという気持ちです。
会員特典
PayPayカード所有者に向けた会員特典として想像できるのは、PayPayユーザーやソフトバンクグループのユーザーに向けてPayPayボーナスがおトクな特典がつくことです。
現に現在もPayPayは、ソフトバンクやワイモバイルのユーザーには、キャンペーンの還元率をアップするなどの優待特典を実施していますね。
参照:PayPay公式サイト
上記は一旦2019年5月末で終了しましたが、PayPayカードが出るとなると確実にこういった優待はついてくると思いますよ!ソフトバンク・ワイモバイルユーザーは必須ですね。
入会キャンペーン
クレジットカードには新規入会者に向けた入会キャンペーンを実施するのが常です。楽天カードでは、新規入会&利用で最大5,000円相当のポイントがもらえますし、ヤフーカードでは以前、新規入会&3回利用で最大10,000円分のポイントがもらえました。
ヤフーカード:新規入会&3回利用で最大10,000ポイント(終了)
PayPayカード:新規入会&利用で最大5,000PayPay残高?
類似の年会費無料系カードに見習って、PayPayカードでも「新規入会&利用で最大5,000円分のPayPayボーナスをプレゼント!」というようなキャンペーンを実施してほしいところです。もちろん1万円分といいたいのは山々ですが。最初はそこまで多くないのかなというイメージです。
PayPayが考えるミライ
PayPayカードが発行開始する可能性を考えると、PayPayは今後も決済周りを仕切り、日本の金融の柱になろうとしているのではないかと思います。
確かに楽天カードに関しては日本一になっていますが、楽天ペイはPayPayと比べて遅れを見せています。そんな楽天グループのサービスのようにソフトバンクグループがヤフーやPayPayなどを使ってPayPayグループを設立していくのではと考えることも容易に可能ですね。
PayPayはおトクなスマホ決済サービスとなっていますが、このPayPayカードに関してもこれまでの常識をくつがえすほどのクレジットカードになってくれることを心から期待しています。
さいごに
本記事では、PayPayカードが発行されることが予想されている中で、勝手にスペックを予想しているだけです。あくまで個人の予想のため、参考にはしないでくださいね。
公式発表があれば更新していきたいと思います。