ANAマイルに注目が集まる中、個人的になかなか優秀だと思ったANAスカイコインに関して紹介していきたいと思います!
ANAマイルのわかりづらさ、使えなさなどを感じる点は、このANAスカイコインにはありません。ANAスカイコインを貯めるとANAのツアーなどの支払いにも使えてめちゃくちゃ便利ですよ!ANAスカイコインって何?ってところから、使い方、おすすめの貯め方などを紹介します。
目次
ANAスカイコインとは?
ANAスカイコイン(ANA SKY コイン)は、ANAのANAのポイントシステムのようなものです。
使い道としては、ANA航空券だけではなく、ツアーやパックなどにも利用できます。
ANAスカイコインの使い道
- ANAの航空券の購入
- ANAの旅行商品(ツアーやパックなどもOK)
- 燃油サーチャージの支払い
など
ツアーやパックの支払いだけではなく燃油サーチャージの支払いにも使えるのはメリットになりますよね!ただ、ANAマイルを使った特典航空券を使う場合には、併用はできませんので注意してください。
燃油サーチャージは、燃料価格の高騰に伴い、運賃以外に航空会社が徴収する追加費用です。車でいうガソリン代のようなものです。
ANAマイルとの違い
ANAマイルとの違いとしては、価値の違いと使い勝手の違いにあります。
ANAマイルは航空券と交換することで価値が高くなります。ハワイ行きの飛行機に乗りたい場合、ANAマイルは4万マイルほどが必要になります。裏を返せば4万マイルあればタダでハワイと日本の往復ができるわけです。
普通にANAでハワイ行きの航空券を買うと9万円弱はしますので、単純にエコノミークラスでハワイに行こうと思ったときのマイルの価値は1マイル2.25円というようなイメージです。
▲5月のGW明けの週で検索すると一番安い時間の安い便でも87,950円します。
また、ビジネスクラス以上になるとさらに価値は高まっていきます。ファーストクラスまで行くと200万かかる航空券が15万マイルで買えちゃうこともあるようですよ!
ただ、使い勝手には少し難点があります。紹介した通り、ANAマイルは航空券と交換することでメリットが生まれるものなので、希望日程が予約でいっぱいだったり、繁忙期で特典航空券の販売がない時期だったり、マイルが足りなくて航空券と交換ができなかったりする場合には、失効してしまう前に、他社ポイントへ交換して使うなどの方法で消化するしかなくなってしまいます。
マイルはポイントよりも価値があるにもかかわらず基本的に「ANAマイル→他社ポイント」の場合には、100%での交換となってしまうことが多いです。100%となると本来200円の価値のマイルが100円の価値にしかならず、頑張って貯めたマイルを他社ポイントへ交換してしまっては何をしているかわからないですよね~。
それともう一つ、有効期限の違いもあります。有効期限は、ANAマイルは3年(36ヵ月後の月末まで)ですが、ANAスカイコインは交換付きより12ヵ月目の末日までです。4月1日に獲得したら、翌年の4月30日までが期限となります。ANAマイルの方が24ヵ月も長いんですね~。
ただ、ANAスカイコインは有効期限こそ短いですが、ANAマイルの場合は交換の際に多くの手数料を払っていたりする場合が多いので、うまく使わないと損!という気持ちが強いですが、ANAスカイコインの場合は、等価交換でも獲得できるため、最悪他社ポイントへ交換して使ったりすることも視野に入れられるのでそんなに問題はないかと思います。
マイルにないメリット
ANAマイルの方が価値が高いならANAマイルの方がいいじゃん。そう思いますよね。わかります。
ただ、ANAマイルを貯めて実際に、ハワイへの航空券をANAマイルで取ろうとしても航空券の予約がいっぱいで取れないことが現状です。
その理由の一つとしてはマイルを貯める人が増え、みんなが特典航空券の引換を争っているからなんです。
多くのサイトでは355日前から発売される航空券を狙えば取れる!とありますが、不通に考えて難しいですよね。355日後の予定を決められる人は少ないでしょうし、日程変更しようとしても手続きが不安でできるか心配というのもあるでしょう。
その点、ANAスカイコインはツアーなどでも行けますし、直前に予約しても空いていれば取れます。もちろん、ANAスカイコインの数が足りない場合には、残額をクレジットカードから引き落としてもらうことだって可能なんです。
ANAスカイコインのメリットをまとめるとこんな感じですね。
- 大型連休の航空券も空いていれば取れる!
- クレカと併用して支払いができる!
- ANA航空券やツアー代金の支払いなどもOK!
- スカイコインを使って飛行機を使ってもまたマイルが貯まる!
ANAスカイコインのおすすめの貯め方
長々とANAスカイコインの良さについて説明してしまいました。さて、ここから本題です。ANAスカイコインのことは分かった。じゃあどうやって貯めていくのか。貯め方を紹介します。
貯め方としては以下の方法があります。
- 他社ポイントからの交換で貯める
- ANAマイルからの交換で貯める
- SNSに投稿して貯める(SOCIAL SKY PARK)
結論からいうと、他社ポイントからの交換が一番おすすめです。
さらに他社ポイントからの交換であれば「Gポイント」というポイント交換サイトを挟んだ方がいいです。詳しくこの後説明します。
他社ポイントからの交換で貯める方法
以下の会社のポイントからANAスカイコインへの交換が可能です!
他社サービス | 換算率 | 移行日程 |
永久不滅ポイント | 1ポイント→4.5コイン | 即時 ※ |
フォートラベル | 500ポイント→50コイン | 即時 ※ |
アプラス | 1ポイント→5コイン | 即時 ※ |
エポスポイント | 1エポスポイント→1コイン | 約2日後 |
nanacoポイント | 500ポイント→500コイン | 約2日後 |
JCB Oki Dokiポイント | 1ポイント→3コイン | 約1週間後 |
ダイナースクラブ | 会員:1,000ポイント→1,200コイン 非会員:1,000ポイント→400コイン | 約2~5日後 |
Gポイント | 1ポイント→1コイン | 約2日後 |
ネットマイル | 200mile→100コイン | 約1週間後 |
ラブリィポイント | 3,000ポイント→3,000コイン | 即時 ※ |
ベネポ | 500ポイント→500コイン | 約2日後 ※ |
ライフサンクスポイント | 200ポイント→900コイン | 即時 ※ |
アメックスリワード | 会員:1,000ポイント→1,000コイン 非会員:3,000ポイント→1,000コイン | 即時 ※ |
参考:ANA公式サイト
※受け取り手続きが必要です
クレジットカード会社のポイントや、ポイント交換サイトなどからの交換があります。1ポイント1円の場合、1ポイント1コインで交換できると等価交換ということになります。
Gポイントからの交換では、約2日で交換可能ですし、手数料もかかりません!ノーリスクの等価交換です。
GポイントからANAスカイコインの交換方法
GポイントからANAスカイコインに交換する方法を紹介します。
交換の簡単な流れは以下のようになります。
- Gポイントに会員登録
- Gポイントにポイントを集約
- Gポイントのポイント交換ページへ
- ANAスカイコインへの交換を選択
- 流れに沿って交換手続きをする
- 約2日後に交換完了
純に説明します。
Gポイントに会員登録
まず、Gポイントに会員登録しましょう。Gポイントの利用の際には、メールアドレスや生年月日、携帯電話番号などが必要になります。
Gポイントはポイントを貯めたり交換したりするサイトです。電話番号などが必要なのは怪しいと思うかもしれませんが、ポイントはお金と同じような価値があるため、使うためには、電本人確認を行うことが必要になるので、電話番号の入力などが必要というわけなのです。三井住友カード株式会社とビッグローブ株式会社の子会社になるので個人情報の取り扱いなどは安心して大丈夫だと思います。
Gポイントにポイントを集約
登録が完了したら、ポイントを集約しましょう!クレジットカードのポイントも会社によってはGポイントに交換ができます!
Gポイントに交換可能なクレジットカードポイント
- ワールドプレゼント(三井住友カード)
- Reader’s Card ポイント(ジャックス)
- ジャックスラブリィポイント(ジャックス)
- JRキューポ(JQ CARD)(九州旅客鉄道)
- LIFEサンクスポイント(ライフカード)
- ポケット・ポイント(ポケットカード)
- わくわくポイント(セディナカード)
- VJA系列のカード(地方銀行のカードなどが多い)
など
クレジットカード以外にも以下のようなポイントをGポイントに交換することができます。
Gポイントに交換可能なポイント
- モッピーポイント
- ちょびポイント
- セシールポイント
- マツキヨポイント
- ポケフルポイント
- エアトリポイント
- ナビタイムマイレージ
など
上記のクレジットカードを使っている方や、上記のポイントを貯めている方は、Gポイントにポイントを集めましょう!
Gポイントのポイント交換ページから交換
ポイント集約が完了したら、次はいよいよポイント交換をしていきます。
Gポイントはこんなサイトです。
まずGポイントのTOPページから「ポイント交換」へいくと、交換可能なポイントが表示されます。表示されたら、ANAスカイコインへの交換を選択してください。
マイルと間違えないように注意してくださいね!マイルは30Gで10マイルと交換になってしまいます。
流れに沿って交換手続きをする
その後、流れに沿ってANAスカイコインの交換をしていきましょう。
まずは上記画面から、交換するをクリックします。
すると、初回登録をする画面へ遷移します。交換先のサービスを始めて交換する際には、会員IDの照合する必要があります。
初回登録が完了したら、交換するポイント数を入力するだけで完了です。
1ポイントから交換できるのはうれしいです!残っていたポイントをすべて消化できました。
この申し込みが終わったら、約2日後に交換が完了します。簡単操作なので大丈夫ですよ!
ちなみに私の場合は、即日交換でした!はやい!!
Gポイントは他のポイントにも交換できる!
GポイントはTポイントやnanacoポイント、LINEポイントなどにも交換ができます。
Gポイントから交換できるポイント
交換先 | 交換レート | 手数料 | 交換日程 |
LINEポイント | 100G→100ポイント | 5% | 2~3日後 |
nanacoポイント | 100G→100ポイント | 5% | 1~2日後 |
Tポイント | 100G→100ポイント | 5% | 約15日後 |
Amazonギフト券 | 98G→100円 | 5% | 即時 |
Ponta | 100G→100ポイント | 5% | 3~4日後 |
dポイント | 100G→100ポイント | なし | 翌月上旬~翌々月上旬 |
ANAスカイコイン | 1G→1コイン | なし | 約2日後 |
WAONポイント | 100G→100ポイント | なし | 即時 |
JALマイル | 30G→10マイル | なし | 約2週間後 |
ANAマイル | 30G→10マイル | なし | 約2~4週間後 |
LINEポイントへ実質100%還元で交換できるのは珍しいです。LINEポイントへ交換するとANAマイルへ低手数料での交換ルートが見出せます。以下のページの後半で紹介していますのでぜひ見ていってください。

表を見ていただいて分かるように、手数料がかかるものには注意が必要です。Gポイントでは手数料が戻ってくる仕組みもありますが、少しややこしいです。手数料が無料のものを交換するのがシンプルでいいでしょう。ANAスカイコインや、WAONポイントなどが良いということがわかりますね。
手数料交換サービスについて
ポイント手数料がかかる場合でも、Gポイント内の指定されるサービスを利用するだけで、手数料を返してもらうことができるんです。
対象サービスは決まっていますが、楽天市場なども入っているので、ハードルは低いです。ただ利用すればいいだけですが、すぐに戻るわけではないので注意が必要です。
Gポイントは魅力たっぷりですよ~
最後に、先ほどすっ飛ばした、その他の貯め方について軽く紹介します。
ANAマイルからの交換で貯める
ANAマイルを交換してANAスカイコインを貯めることが可能です。
ANAマイルの有効期限内に使えなかった場合や、ツアーやパックに使いたいという方はこの方法でANAスカイコインにして使うといいですね。
マイルの方が価値が高いということがあるように、ANAマイルからの交換率は1.2~1.7倍です。ANAの会員ステータスによって違うのですが、1倍以上にはなりますので、少しでも価値が保てるのも間違いないですよ。
SNSに投稿して貯める(SOCIAL SKY PARK)
ANAではSOCIAL SKY PARKというSNS投稿をしてANAスカイコインを貯めることができるサービスがあります。
内容はシンプルで、テーマに沿った内容をSNS投稿して、コインを集めることができるサービスとなっています。
2019年3月現在、投稿はtwitterのみですが、twitterに投稿すると15コイン貰えます。
まとめ
今回ご紹介したANAスカイコインは基本的にすぐに交換してすぐに使えるので、次の旅を計画している方は、まだ間に合いますよ!ぜひ参考にしてみてください~