初心者には難しすぎる!マイルとは何ぞや?メリットデメリットについて解説してみました

マイルって難しいですよね。私も実際触れてみるまで全く理解ができませんでした。(どちらかというと難しいから無理!という感覚でした)そんな私がマイルに興味を持ち始めたのはつい最近。ようやく分かってきたところで、「もっと前に知っておけばよかったー!」と思いました。マイルはお得、マイルで無料で旅行ができるという情報だけでは理解できませんよね。本記事では、マイルとは何ぞやということで、マイルとは、マイルでできること、メリットやデメリットについてご紹介していきたいと思います。

マイルとは

簡単に言うとマイルとは、航空会社が作っている「ポイント制度」です。Tポイントや楽天ポイントなどと同じように飛行機にのったり、カードを利用したり、航空会社の提携サービスなどを利用することで貯めることができるポイント(マイル)です。

マイルでできること

マイルはこんなことに使うことができます。

  • 航空券に交換できる
  • 航空券の支払いに使うことができる
  • 飛行機のアップグレードができる
  • 他社ポイントに交換できる

マイルは主に飛行機に乗ることがある人が貯めると得するものになります。

航空券の交換

マイルはある一定数を貯めると、航空券と交換することができます。マイルがあれば航空券がタダになるということです。ANAやJALではそれぞれで必要マイル数が異なりますが、だいたい、国内の往復の航空券と引換えようと思うと、1万マイル以上は必要になります。海外の場合はそれ以上必要になります。

ANAとJALそれぞれの必要マイル数(エコノミークラス)

マイル数(※) ANA JAL
東京-沖縄 18,000 20,000
東京-北海道 15,000 15,000
東京-ソウル 15,000 15,000
東京-ハワイ 40,000 40,000
東京-ニューヨーク 50,000 50,000
東京-パリ 55,000 55,000

※すべて東京発の往復航空券と交換するためのマイル数です。
※通常シーズンでの必要マイルです。

上記に記してあるマイルを貯めることができれば航空券に交換できます。

エコノミーの場合、上記のようにマイルの価値は1マイル=約2~3円になるので、その他のポイントに比べ、航空券に交換するとお得です。

また、ビジネスクラス、ファーストクラスになるとマイルの価値はどんどん上がっていきます。

ANAとJALそれぞれの必要マイル数(ビジネスクラス)

マイル数(※) ANA JAL
東京-沖縄
東京-北海道
東京-ソウル 30,000 36,000
東京-ハワイ 65,000 80,000
東京-ニューヨーク 85,000 100,000
東京-パリ 90,000 110,000

※すべて東京発の往復航空券と交換するためのマイル数です。
※通常シーズンでの必要マイルです。
※-はありません。

ビジネスクラスの場合は1マイル=約4~9円

ANAとJALそれぞれの必要マイル数(ファーストクラス)

マイル数(※) ANA JAL
東京-沖縄
東京-北海道
東京-ソウル 60,000
東京-ハワイ 100,000
東京-ニューヨーク 150,000 140,000
東京-パリ 165,000 160,000

※すべて東京発の往復航空券と交換するためのマイル数です。
※通常シーズンでの必要マイルです。
※-はありません。

ファーストクラスの場合は1マイル=約8~18円
10万マイルあればファーストクラスでハワイへ行けるんですよ!

ただし、マイルで航空券を交換した場合、飛行機に乗った時にたまるフライトマイルはもらえません

ご紹介した必要マイル数はあくまで一般的な数字を公式サイトから確認して掲載したものになります。変動がある場合もあるので公式サイトより正確なマイル数をご確認ください。

航空券の支払いに使える

航空券の支払い時に溜まっているマイル分を充填することができます。ANAではeJALポイントというものが用意されており、ANAマイルをANAスカイコインに、JALマイルをeJALポイントに交換して利用します。

ハワイまでの航空券が10万円だったとします。マイルは2万マイルしか持っていなかったとしたら、2万マイルをANAスカイコインやeJALポイントへ交換して、2万円分のANAスカイコインやeJALポイントにします。そして決済の際に2万円分のANAスカイコインやeJALポイント)を利用すると、航空券は8万円で買うことができます。買い物の際に貯まっているポイントを利用するのと同じです。

またANAスカイコインを使った場合は、航空券と交換した場合にはもらえなかったフライトマイルも通常通りもらえます。利用方法によっては、フライトマイルの積算分を計算すると、ANAスカイコインで支払ったほうがお得になることがあります

ただこの場合、基本的に1コイン=1.2円相当となるので、マイルと比べて価値が下がります。しかし、マイルの有効期限が切れてしまいそうになった場合や、自分が持ってるマイル数が航空券との引き換えの際に必要なマイル数に満たない場合には、ANAスカイコインに交換して使うと無駄がないのでいいですね。

ANAマイルの取得→有効期限→期限前に交換→ANAスカイコインの有効期限まで延命

飛行機の座席アップグレードに使える

飛行機に乗る際に、マイルを使って座席をアップグレードすることも可能です。

エコノミークラスの方はビジネスクラスへ
ビジネスクラスの方はファーストクラスへ

それぞれの必要マイル数は以下の様になってます。

片道の距離 エコノミー

ビジネス
ビジネス

ファースト
0~2,000 12,000 20,000
2,001~3,500 18,000 30,000
3,501~4,500 20,000 35,000
4,501~5,500 25,000 40,000
5,501~ 28,000 45,000

頑張ってビジネスクラスの航空券を買い、マイルを使って夢のファーストクラスへアップグレードなんてことができれば最高ですね!もちろん、エコノミークラスを買って、マイルでビジネスクラスで優雅な空の旅でも十分かと思います。

他社ポイントへの交換ができる

マイルは他社ポイントにも交換可能です。ただ、この方法は全くおすすめできません。他社ポイントに替えることによって貯まったマイルを1マイル=1ポイント=1円としか使うことができないからです。マイルの価値は交換先によって変わりますが、この方法なら最初からポイントとして使ったほうがましです。

マイルの貯め方

さて、マイルの使い方がわかったところで次に貯め方についてです。マイルの貯め方は、大きく分けて2つあります。

  • 飛行機に乗って貯める
  • クレジットカードの支払いで貯める

飛行機に乗って貯める

マイルは飛行機に乗ると、飛行距離に応じて貯まる数が決まります。(飛行距離×積算率)※飛行距離=マイル(1マイル=1.60934キロ)
もちろんどの飛行機でもいい訳ではありません。JALマイルならJALもしくは提携航空会社の飛行機、ANAマイルならANAもしくは提携航空会社の飛行機に乗れば貯まります。

また、積算率は搭乗する会社、座席のレベルなどで異なります

例えばANAのエコノミークラスの場合、積算率は100%になっています。
成田からハワイ間の片道飛行距離は3,831マイルです。このマイルに積算数をかけると3,831マイル×100%=3,831マイルとなりますので、片道3,831マイル貯まるということになります。往復にすると7,662マイルです。積算率が高ければ高いほど貯まりますし、飛行距離も長ければ長いほど貯まるんです。


▲エコノミークラス、成田ーハワイ島、10月の平日で計算してます。

とはいえ、飛行機に乗って貯めるとなるとマイルの有効期限などを考えても1年に何回も乗らないと、航空券と交換できるほどのマイルはたまらないでしょう。私もこの方法では、全く貯められていません。

クレジットカードの支払いで貯める

各航空会社が発行しているクレジットカードを使うことで普段の生活でもマイルをためることができます。

効率のいいクレジットカードを選べば、「100円=1マイル」などという割合でマイルをためることも出来ます。100円で1マイル貯まると考えたら、180万円の支払いをすれば、18,000マイル貯まる計算です。18,000マイルあれば、国内ならどこでも往復できるレベルです。私の経験上一人暮らしでも年間100万円ほどはクレジットカード決済に使うことができるので、18,000マイルであれば2年弱で貯まってしまう計算です。一極集中でマイルをためて旅行に行くのもいいですね。

さらに航空会社の発行しているクレジットカードを持たなくても、クレジットカードによっては獲得したポイントをマイルに交換できるところもあります。ただ、その場合マイルの価値の方が高いので、貯まっているポイントの半分程度のマイルにしか交換ができません(例:1000ポイント=500マイル)。

オリコポイントからANAマイルは交換率60%でお得ですよ!

オリコカードを使うと貯まるオリコポイントはポイントの使い方における選択肢が豊富なポイントです。Tポイントや、nanacoポイントなど、いろい...

マイルのメリット

マイルは交換する方法によって価値が決まります。特典航空券に交換すると最大1マイル17円ほどの価値になることも!(ANAマイルで国際線ファーストクラスの航空券を引き換えた場合)

マイルをどうすれば一番お得に利用できるのかを以下順位をつけてまとめました。

  1. 国際線航空券(ファーストクラス)
  2. 国際線航空券(ビジネスクラス)
  3. 国際線航空券(エコノミークラス)
  4. 国内線航空券
  5. ANAスカイコイン
  6. 他社ポイント

※ANAマイルを基準にしています。

それぞれの交換先のマイルの価値は以下のようなイメージです。(あくまでイメージとお考え下さい)

交換先 必要マイル 価値 1マイルの価値
国際線航空券
(ファースト)
165,000 2,968,520円 17.9円
国際線航空券
(ビジネス)
95,000 837,990円 8.8円
国際線航空券
(エコノミー)
55,000 132,730円 2.4円
国内線航空券 18,000 29,880円 1.6円
ANAスカイコイン 10,000 12,000コイン 1.2円
他社ポイント 10,000 10,000ポイント 1円

※ANAを参考にしています。
※国際線は、東京⇔パリで計算しています。
※交換先の価値は比較的安いプランで選択しています。
※ファーストクラスのみ乗り継ぎが発生してしまっています。
※他社ポイントは楽天ポイントで計算しています。
※ANAスカイコインの交換率は変動します。公式サイトにて確認してください


▲例)ファーストクラスの国際線(成田⇔パリ)チケット金額


▲例)ビジネスクラスの国際線(成田⇔パリ)チケット金額


▲例)エコノミークラスの国際線(成田⇔パリ)チケット金額


▲例)エコノミークラスの国内線(成田⇔那覇)チケット金額

マイルのデメリット

マイルのデメリットは、失効期限があるということと、航路によって航空券の交換がなかなかできない場所があることです。

失効期限は基本的に2年間となります。マイルを2年間で貯め、使わなければ無駄になってしまいます。もちろん、失効ギリギリでポイントへ交換したりすることは可能ですが、ポイントへ交換するのは正直無駄です。せっかくマイルをためたのに1倍で使っていたらメリットが全く生かせないですね。2年で12000マイル貯めるとするとカード決済だけなら240万円以上の決済は必須です。(※ANAカードで1000円決済すると5マイルたまる)カード決済ができない方なかなか貯められないという方にはおすすめできません。
さらにマイルと航空券を引き換えるのは365日前から可能になるのですが、ハワイ行きなどは争奪戦となるので、ほとんどとることができません。使う前に自分が行きたい場所の航空券をチェックしておくといいですよ。

まとめ

マイルは飛行機に乗る方には非常におすすめで、お得なポイントシステムです。日本では、ANAマイルとJALマイルが一般的なものとなっていて、それぞれで若干の違いがあります。マイルをためるために入会するカードの年会費やカードポイントからマイルへの交換手数料(ないカードもある)、有効期限内に貯められそうなマイルを想定して、自分に合ったマイルの貯め方を実践してみてください。また、マイルは入会の際や搭乗の際に非常に多くのマイルがもらえます。飛行機に乗る回数が多い方は余裕で貯められるので、すぐにマイルが貯められるクレジットカードを作ったほうがいいですよ。